ゴーギャン展@国立近代美術館



行ってきた。
ゴーギャンオルセー美術館で十分に見てきたつもりだったけど、
辞世の作 "我々はどこから来たのか?我々は何者か?我々はどこへ行くのか?" が、
ボストンから来てるとあっては行かざるを得ない。


最近になって一気読みしたフルメタル・パニックというラノベの長編の9巻、
"つどうメイク・マイ・デイ"にもこの絵が出てくる話があったので、自分にとってはタイムリーだった。
尚、この本だと、ゴーギャンの最期の地のヒバオア島が戦場になってたりする。


展示は、ゴーギャンピサロらに倣って印象派っぽい作品を描いていた初期の作品から、
ゴッホと共同生活の時期、ブルターニュ時代、タヒチ移住、死の直前に製作されたものまで揃っていて、
各時期になぜこうした絵を描こうと思ったのか、その変遷がわかりやすかった。
凄い画家だけど、女関係は酷すぎ。特に13歳現地妻とか、ロリコンとか。



尚、この展覧会は入場は非常にスムーズだったけど、絵の前はやっぱり混んでた。
特に、"我々を〜"の前はすごい混み具合で、端っこから並べば真正面からじっくり見られたけど、
せっかく大きい絵だから遠くからも遮蔽なく見たかった。